vol.431 不確定性原理とプランク定数
2025-02-24
・不確定性原理とは
・私たちは幽霊のような存在?
・大型ハドロン衝突型加速器
・粒子が光速でぶつかると
スーザンさんのお便りの締めですね
前回までは量子力学の…あれですねあれ不確定性原理の基本みたいなこと喋っていました
要するに物質は光でもあり、いや、波でもあり、粒子でもあると
で、スーザンさんちょっと変なとこ入っちゃってその波の確率のことでいろいろ
やっちゃ、言っちゃっててですね
存在の確率が高い方がウンタラカンタラとかあるけども、何て言うんだろう?
存在の確率、出現する確率…これ多分数学的に説明してあげた方が分かりやすいから、まぁその時説明しますわ
ちょっと違いますよね
これね違うというか、何か勘違いしてるようなところがあるから
要するにね量子力学で言うところの位置と運動量ってのは、同時に正確に測ることができないっていう原理が
不確定性原理なんですよ
というのは要するにカチっとした答えが出ないんすよ我々は
カチっとした観測ができないの
なんでかというと、ぼけてるから
我々の世界は基本的にぼやけてるんですよ
だから、ある程度の限界以上、つまりプランクの定数(じょうすう)ですね、定数(ていすう)ですね、
プランクの定数以下、あるいは光の速度以上の何ていうんかね?
変換して。枠を超えられない
それが我々の世界を形作っているわけですよ
だから、不確定性原理ってそういうことよ
だから細かくその世界を分解していくと、
もうこれ以上分解できないところに到達するわけ、
その時のその我々の運動、粒子の運動だけど、まぁ物質の運動を見ていると、
もう本当にぼんやりしたもので、確実にこれだっていうことができないの
説明、あの一特定できないんだよね
だから我々は幽霊みたいな存在だって言うわけよ
まぁそうなんだよね
そうなんだけども、実際はこういう大きな世界
人間の肉体のレベルの世界だと、そんなことはなくて、ちゃんと測定できるわけですよ
蓋然的にね(蓋然的:確実ではないが、ある程度の確率でそうなると考えられること)
ある程度の確率でそうなると考えられること
細かくはできないよやっぱ非常に細かい振動数で測ろうと思うとやっぱ無理だよね
そこまでできる機械ないから別に問題にならないだけです
いやースーザンさんはね、長くなるよね
やってると本当に
で、エネルギーがですね
さっきあの一物質がエネルギー化すると膨大なエネルギーが出るって言ったじゃないですか
で、スーザンさんの質問にもあったんだけど、
逆に今度はエネルギーを物質化するにはどうしたらいいかという質問中にあったんだけど、
とばしちゃったかな?言ったかな?なんかあったんですよ
で、それをお答えしなきゃいけないんで、あの一できます
エネルギーを物質化するってのは実際やられてます
でね、えーとまあ、太陽の中でもそういうこと、そういうことが行われているし、宇宙のあちこちでもやってますよ
物質創造ってやつですよね
で、地球上でもあります、実際
物理学者も実際にやってます
高エネルギー加速装置ってのあるんですよ。知ってる?
かわかつ)
知らないです
日本にもあるし、海外にもあって、今一番でかいのはなんだっけな
LHCというかな?何かそんなような機械あるんだよね
ヨーロッパにあんだよ、確かね
大型ハドロン衝突型加速器っつーんだよね。あのね、
物理実験する時はやっぱ非常に高エネルギーを必要とするんですよ
でね、高エネルギーと言ったら、もう原爆とか水爆とかそんな感じじゃないですか、
そんなのもちろんそれでやりゃあ一番簡単なんだけれども、そんなんしたら大変じゃん
もう世界いくつあっても足らないから
物理学者は非常に細かい範囲の中で要するに粒子の…形、粒子の大きさのところで、
そういう膨大なエネルギーの実験をするわけ
要するに、1個の粒子に1個の粒子を光速、光の速度に近いような速度で飛ばしてぶつけ合うんすよ。粒子と粒子を
ぶつけ合った時に
ものすごいこっち側から光速、こっち側光速に近いようなの来で
ぶつけたらめちゃめちゃすごいエネルギーが出るじゃないですか
これわかるよね?わかんない?車でこう走ってくるでしょ?100キロで
単に100キロで壁にぶつかるだけじゃなくて、
こっちからも100キロで来て、両方でぶつかったらえらいエネルギー、エネルギーつか大爆発する
じゃないですか
大爆発っていうか、大破壊ですよね
そういう実験をやってるわけですよ
それが高エネルギー粒子破壊装置じゃない、検査装置ですよね
この説明また、続けてやんなきゃだめだな
じゃあもう一回最後で最後にします
はい、今日はここまで
vol.432 宇宙の根源物質は何か?